山岸 貴彦(やまぎし たかひこ)

出身地 北海道
経歴 基本研究30年
趣味 まぐろ釣り
特技 プロコーチ・ゼロスタート・宝探し
嗜好 ご飯大好き・蕎麦巡り・酒は一滴もダメ
活動 基本塾主宰

初心者専用教室にした理由

 コンピュータを30年以上使ってきましたが実は、私自身あまりパソコンが得意ではありませんでした。考えたら一度も教わったことはないし、ただ必要に迫られ毎日使うことを繰り返していました。ある日、毎日使っているキーボードをよく見てみました。そうしたら、使ったことのないキーや意味の解らないキーが結構あることに気が付きました。その時、この際パソコンにきちんと基本から勉強してみようかと思ったのです。
パソコン教室を探し、訪ねてみると確かに親切、丁寧ですが何か気分がすっきりしないのです。教室にはいろいろ人が来ています。レベルも興味も幅が広く「初心者も歓迎」「シニアも歓迎」のように感じました。やむを得ないと思いましたが使う「言葉」「用語」「ペース」どれも初心者、シニアの入口には厳しいと実感しました。
あちこち探すより、自分で作ったらどうか?正直、成り立つかどうかは不安でしたが、「初心者・シニア」専門にすることは必ず、お役に立てると思った瞬間でした。本当に初心者専門はありそうで、実際にはあまりありません。機器が進化するほど、恐怖感、劣等感、諦めを感じる人は少数とはいえいると実感します。これからも、難しいことや最新のことはできなくても、パソコンをより楽しい生活の助けとする道具として、あなたが気楽に使えるようにお手伝いしたいと考えています。

ブチこわし!

教室を始めて、あんなに反省したことはありません。何があったかというと、「生徒さんが、ご主人への誕生日カードを作っていたのです。その途中にどうすればよいかという質問を受け、こうして、こうして、こうした方がいんじゃない?」と半ば自分が作るならというつもりで聞かれていないことまで良かれと思って手伝ったことで、「これじゃ自分で作ったものじゃない!」と言われてはっとしました。なんと酷いことをしてしまったのかと本当に反省しましました。見栄えの良いものを作るのではなく、その人が自分の力で作ることが大切であることを激しく痛感しました。
こんな経験をして、今は自分で考え自分の力で行動することを応援するだけということを一層大切にするようになりました。誕生日カードは幸い、時間があったのでもう一度自分で作り直しに挑戦して完成し本当に嬉しそうにされていました。気付けば当たり前のことですが、とても大切なことを学んだと反省と共に感謝をしています。